よくある質問の解説
ホーム>よくある質問
よくある質問
よくある質問
一般的によく寄せられるご質問
- インプラントって?
インプラントの言葉の意味は「埋め込む」という意味です。
つまり人工の材料=金属(チタン)を顎の骨に強固に密着させることに歯の根の働きを回復するもので最新でかつ安全な治療法です。
- 誰にでも治療は受けられますか?
年齢的に顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方であれば基本的に誰でも治療を受ける事が出来ます。ただし、全身疾患、妊娠中の方などはインプラント治療を受けられない場合がありますので、担当医にご相談下さい。
- 手術の際に入院が必要ですか?
基本的には入院の必要はありません。但し、特殊な症例の場合や、全身疾患を有する患者さんの場合には入院して手術を行なうこともあります。
- 治療期間はどのくらいかかるのですか?
インプラントを埋入した部位や個人によって差がありますが、4ヶ月から7ヶ月程度の治療期間が必要となります。
- インプラントはどのくらいもちますか?
患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いと寿命が短くなる場合もあります。
常に衛生状態を良好に保ち、担当医師や衛生士の指導に従っていただくことが大切です。
費用について
- インプラントの治療費はどのくらいかかりますか?
手術システムや歯科医院によって異なりますが、おおよそ1歯につき30~50万円ぐらい必要となります。
私の診療所では、1歯34~36万円で行っております。
- インプラント治療後の定期検診はいくらぐらいかかるのでしょうか?
当院では定期検診は健康保険で行っておりますので、おおよそ1000円~1500円とお考え下さい。また、検診は年に3~4回御来院頂く事を希望致しております。
治療期間(回数)について
- 上と下の奥歯が欠損してます。それぞれ通院回数と期間を教えてください?
まず期間ですが、
下顎の場合は、通常4ヶ月位
上顎の場合は、通常7ヶ月位
で歯を装着することができます。ただし、骨増大法やサイナスリフト法を使った場合は、上記期間にプラス4~8ヶ月となります。
回数ですが、インプラント治療を行う上で何も問題なく補助手術も行わないケースを考えますと、最短で上下顎とも8回位の来院で治療を終了することができると思います。
- インプラントを埋入する時間は何分ぐらいですか?
埋入する時間は1本5分ぐらいと短いですが、「麻酔~歯肉を切開~ドリルで削る~インプラントを埋入~縫合」ということになりますと、本数によって異なりますが患者さんが来院されてお帰りになるまで、だいたい90~150分位となります。
安定性やその後について
- インプラントの治療は、以前の自分の歯と同じようにかむことが出来ますか?
インプラント治療を行うことにより、治療後のかむ機能が著しく改善されると思います。
慣れるまでは多少違和感を感じることもありますが、その期間を過ぎれば、自然の歯に匹敵する機能が得られます。肉、たくあん、フランスパンなど自分自身の歯で食事をされていたときに食べることの出来たものは全て以前のように食べることが可能です。
- インプラントは何年ぐらいもつの?
インプラントの寿命は、残っている歯の本数や歯にかかる負担の度合い、かみ合わせ、定期検診の回数など様々な要因によって異なります。
ご自身の歯が何本か残っていてインプラントを入れた場合は、天然歯(残っている歯)の寿命によってインプラントの寿命が大きく左右されます。ご自身の歯が歯周病で動揺したり、抜けたまま放っておくと、インプラントに負担が集中するため、ついにはインプラントもぐらぐらしてくることがあります。もちろんご自身の歯が抜けてしまった部分にインプラントを追加するなどの適切な治療を行えば、先に入れたインプラントも機能を保つことが出来ます。ある程度長い期間ずっと使用していけるものですが、そのためには定期的なメンテナンスが必ず必要となります
- インプラントの利点はよく聞くのですが、欠点はないのですか?
欠点は以下のことが考えられます。
1.治療のお時間(期間)がかかること
おおよその目安として、上顎で7~8ヶ月、下顎で4~5ヶ月とかなり長い治療期間が必要となってきます。2.外科的な処置が必要なことにより、恐いというイメージがあること
お口の中にメスを入れるわけですから、外科的な危険性は多少なりともあります。通常、一般的に行われている抜歯と同じと考えていただければよいと思います。
また、術前の検査により適切な診断ができていないと、血管や神経を傷つける可能性も弱干ありますが、詳しく精査していくことでそのようなことが起こらないようにするのが我々の努めです。3.治療費が健康保険の適用でないこと。
4.患者さんにとってまだまだインプラント治療について充分な情報がないこと。
- 手術には入院が必要ですか?
埋入する本数にもよりますが、ほとんどの場合、入院の必要はありません。
手術後にインプラントが骨と結合するまでの期間を安静に過ごすことが大切となります。
- インプラントを骨に埋入することで身体に影響はありますか?
チタンのインプラントは生体(人体)になじみやすく腐食しないもので、拒絶反応を起こさないことが証明された材質ですので、体に悪い影響はありません。
- 私は糖尿病を患っていますが、インプラント治療は行えますか?
糖尿病の程度によっては手術がむずかしいこともありますので、主治医の先生の意見を参考にして判断することになります。
他の全身疾患(腎疾患、肝疾患、ぜんそくなどの呼吸器系疾患、心臓病などの循環器系疾患、高血圧など)の方も同様になります。
- 外から見てインプラントをしていることがわかりますか?
現在のインプラント治療のレベルは過去と比較しますと数段アップしています。審美的にも患者さんのご希望に即して歯の色や形も精密に作成しますので、天然の歯とほとんど見分けがつきません。
恐い? 痛い?
- インプラント治療(手術)って痛いですか?
手術中は局所麻酔をして手術を行いますので、痛みを感じることはありません。
手術後2~3日は腫れたり、痛んだりすることも予想されますが、普通は歯を抜いたときの痛みほどひどいものではありません。
- 手術は恐いですか?
一般的な歯科治療と違って、歯肉を切開したり歯槽骨に穴をあけたりするので、患者さん自身の恐怖心は理解できます。
手術中は局所麻酔を行ってますので痛みはほとんどございません。
また、当院では静脈内鎮静法という方法を行って、手術中は眠っている状態であっという間に手術が終了するという恐怖心が強い方には最適な方法を取り入れております。
- 全身麻酔で手術をするのですか?
当院では全身麻酔での手術は行っておりません。静脈内鎮静法という方法を使っております。この方法は眠っている状態で手術が終了するという方法です。
通常麻酔は局所麻酔で行います。
治療期間中は?
- インプラント治療中に仮歯は装着できますか?
仮歯は手術当日から装着することは可能ですが、埋入部位に過度の刺激を加えたくないため、できましたら抜糸する2週間後ぐらいから装着することをおすすめ致します。
- 治療期間中に食事は普通にとれますか?
手術後、当日から4日目ぐらいまでは柔らかいものをおすすめ致します。抜糸をしてから歯肉が治ってきたら普通に日常の食事は大丈夫です。
仮歯や仮の入れ歯は装着できるよう計画を立てておりますのでご安心下さい。
- 歯ブラシは行ってもいいですか?
抜糸をして歯肉が安定していれば手術を行った部位も歯ブラシのマッサージは行ってもかまいません。
残っている歯は通常どおり1日3回しっかりブラッシングしていただくことをおすすめします。